GW期間の第一の訪問国として、ロシアを訪問。
モスクワにてシュヴァロフ第一副首相、オレシュキン経済発展大臣、ノバクエネルギー大臣と相次いで会談。8項目の協力プランの進捗、解決すべき課題につき議論しました。
その後、北極圏のヤマルLNGプラントを、オレシュキン経済発展大臣と視察しました。気温はこの時期でもマイナス7度で港も凍っています。このプロジェクトには、プラント建設、機器納入、LNG運搬などに日本企業が参画しています。多数の日本企業関係者も参加し、意見交換会も開催されました。

ベルギー王国・ブリュッセルを訪問し、ライトハイザー米国通商代表、マルムストローム欧州貿易担当委員と個別に会談を行うとともに、第２回日米欧三極貿易大臣会合を開催し、成果文書として共同サマリーを発出しました。

ASEANと日中韓印豪NZ16か国による包括的経済連携を目指す「RCEP閣僚会合」出席のためシンガポールを訪問、質の高いレベルの合意を前提に、年内妥結を目指すASEANの方針を支持する旨、会合で表明しました。

サウジアラビアからUAE（アラブ首長国連邦）のアブダビに移動し、ワールド・フューチャー・エナジー・サミットに参加したほか、日本企業が原油を安定的に輸入することを目的とした国際協力銀行（JBIC）とアブダビ国営石油会社（ADNOC）との融資契約の調印式にムハンマド皇太子と共に立ち会いました。

サウジアラビアの首都リヤドを訪問。サルマン国王と会談し、サウジアラビアが進める経済社会改革への支援や、2017年に策定された日・サ協力の羅針盤となる「日・サウジ・ビジョン2030」を深化させていくことで一致しました。