米国からスペインに移動し、大手電力会社の再エネオペレーションセンターや送電会社のコントロールセンターを視察。 また、カルビーニョ経済・企業大臣、マトロ産業・通商・観光大臣、ドミンゲスエネルギー長官とそれぞれ会談。第4次産業革命に向けた日スペインの連携を確認したほか、エネルギー政策に関して議論しました。

ニューヨークにて、4回目となる日米欧の三極大臣会合で議長を務め、企業への補助金や技術強制移転等についてルールづくり等を進めていくことや、WTO改革の第一歩として通報改革の共同提案に合意しました。 その後ワシントンDCにおいて、ハッチ上院財政委員長、ロス商務長官とそれぞれ会談し、第三国向けのエネルギー・インフラ輸出協力など日米協力に関して意見交換をしました。

欧州議会・国際貿易委員会のランゲ委員長と委員の皆さんが来訪、日EU・EPAの署名は、保護主義の動きが世界的に広がる中で、日EUが自由貿易をリードすることを世界に示すものであり、早期発効に向けた欧州議会での審議に協力をお願いしました。

和歌山・紀南地方をまわり、台風20号と21号の被害の視察を行いました。田辺市本宮町の川湯温泉、田辺市龍神村、紀美野町をそれぞれ訪問し、長期にわたった停電被害の復旧工事等について説明を受けました。山間部で狭隘な作業場所においては、多数の人員と機材を投入した作業が困難だったこと等が長期化の原因とのことでした。一日も早い復旧に支援をしっかり行ってまいります。

北海道胆振東部地震の被害を受けた北海道を訪問。停電の中、発災直後から販売を継続し、非常用電源などを有する一部店舗でおにぎり・弁当なども供給されたセイコーマート札幌配送センターを視察。平常化している商品の生産・配送状況を確認しました。その後、地元経済団体や中小企業団体の代表の方々より、復旧・復興に向けた具体的な要望を伺ったほか、復旧作業に尽力する北海道電力を訪問し激励、高橋知事との会談では道民生活・経済の早期復旧、節電目標２割の達成、大規模停電の原因分析を踏まえたエネルギー供給強靭化などにむけて、国と道が連携していくことを確認しました。