2012年03月26日
自民党の 生活保護に関するプロジェクトチーム に 財団法人自治体国際化協会 の木村陽子理事長を講師に迎え、「地方自治体と生活保護制度改革」をテーマに、ワーキングプアなど新たなセーフティーネットのあり方等について意見を交わした。自治体国際化協会(CLAIR)は自治体の海外における諸活動の支援など地域の国際化のために幅広く活動する財団法人。
2012年03月21日
自民党の 生活保護に関するプロジェクトチーム に関西国際大学教育学部教育福祉学科の 道中隆 教授を講師に迎え、3月19日の大阪市西成区 視察 を踏まえ、「保護受給層の生活実態と社会的不利益の世代的連鎖」を議題に意見を交わした。道中隆教授は社会福祉援助技術論(貧困問題や生活保護等要援護者の自立支援、ホームレス問題など)を研究している。
2012年03月19日
自民党 生活保護に関するプロジェクトチーム 座長として大阪市で生活保護受給率の高い 西成区 を訪れ、区役所職員から生活保護の実態について説明を受け、生活保護法を根拠とする救護施設 社会福祉法人大阪自彊館 「三徳寮」を視察した。その他、 財団法人西成労働福祉センター や 国立病院機構大阪医療センター 、 萩之茶屋シェルター を視察してまわった。
2012年03月17日
3月1日、私は自民党の生活保護に関するプロジェクトチームの座長に任命されました。
きっかけは、平成24年度政府予算案に対する自民党の見解をまとめる政調全体会議において私が発言を求め、「生活保護費の膨張は目に余る。国民の不公平感が限界に達している。いまこそ自民党が保守政党として自助自立の精神で勇気を持って生活保護費の削減に取り組むべきだ」と発言したことです。
すぐ茂木敏充政調会長から電話がかかってきて、「言い出しっぺなんだから、世耕君が座長になって、削減プランを取りまとめてくれ。プロジェクトのメンバー選定もすべて任せる。結果は衆議院選挙に向けたマニフェストに反映する」と言われました。会議で発言した者を座長に選定し、全権を委任する。こういう機動力がわが党の強みでもあります。早速、前から保護費問題に関心を示していた小泉進次郎議員らに声をかけて、メンバーになってもらいました。
毎週末和歌山に帰ってきて、皆さんと対話させていただく中で、最近とくに生活保護に関する不満を耳にすることが多くなりました。「年金との逆転現象は納得できない」「働けるのに受給している人がいる」などなどです。本当に困っている人に助けの手を差し伸べるのが生活保護の本来の目的ですが、民主党政権になって、たがが外れています。
私のプロジェクトチームでは、まず給付を現金から現物に代えていくことを軸に考えていきたいと思います。食料や住居は現物支給で十分対応できるはずです。そうすることで遊興費への流用や貧困ビジネスの横行を防止することができます。
また保護費のほぼ半分を占める医療費についても、後発薬の使用を義務づける。病院は行政が指定する。一部自己負担を導入する。などの改善を行い、無規律な受診の歯止めをかけていきます。
他にも改善すべき点は多々あります。今まで議論の避けられてきた生活保護の在り方について、聖域無く議論し、本当に困っている人をしっかり助けるという本来の目的は尊重しながら、財政難の中、膨張を続けることがないように、しっかりと見直しと削減に取り組んでいきます。
2012年03月09日
自民党 の社会保障制度に関する特命委員会の下に設置された 生活保護に関するプロジェクトチーム に座長として出席し、生活保護の全体像や各種支援事業、政権交代後の生活保護給付などを把握するため 厚生労働省 よりヒアリングを行った。生活保護に関するプロジェクトチームの設置は去る3月1日に自民党の 政務調査会記者会見 に同席して記者発表した。