2012年02月29日
2011年11月以来となる野田政権発足後2回目の 国家基本政策委員会合同審査会 (党首討論)に参議院国家基本政策委員会の 自民党 筆頭理事として出席して、 谷垣禎一 総裁と野田佳彦首相(民主党代表)による党首討論に耳を傾けた。消費税増税の柱となる 社会保障と税の一体改革 の中身、「1票の格差」問題など衆議院の定数削減等について討論した。
2012年02月24日
国会内で開かれた国家基本政策委員会両院合同幹事会に 参議院国家基本政策委員会 の 自民党 筆頭理事として出席して、2月29日(水)15:00〜15:45に国家基本政策委員会合同審査会(党首討論)を開催することで合意した。2011年9月発足の野田政権で2回目となる党首討論には自民党の谷垣総裁と公明党の山口代表が討論に立つ予定。
2012年02月18日
私は、毎週末和歌山に戻り全県下を走り回ってミニ集会等で国政の状況を報告させていただいています。その中で、有権者の率直なご意見も聞かせていただきますが、最も多いご指摘が「国会での議論は批判や揚げ足取りが目立ち、建設的でない」というものです。
本会議や各委員会は、特に野党にとって法案、予算やその他重要テーマについて政府見解を質す場ですので、追及調になってしまうのは仕方ない面があります。しかし、われわれ国会議員は国会で質問しているだけでなく、党における政策立案や法律に関する与野党調整にもかなりの時間を割いており、こういった場では建設的議論を行っています。
また、国会質問でも揚げ足取りや批判ばかりしているわけではありません。野党といえども、建設的提案や政府が「参りました。修正します」とシャッポを脱ぐような鋭い本質的な指摘を行うことも多々あります。では、なぜ国民の皆さんから国会が非建設的に見えるのでしょうか?
まず、中継の対象に問題があります。NHKが中継するのは本会議と予算委員会の総括質疑、集中審議のみです。これらは国会の晴れ舞台とはやされていますが、本会議は党を代表しての質問という性格から質疑者は党の了承を得た原稿を読むというスタイルになり、非常に無味乾燥なものになりがちです。予算委員会は逆にテーマが決まっていないので、個別のテーマを掘り下げた議論はしにくく、古くから政治とカネなどを追及する場にもなっているので、センセーショナルな質疑になりがちです。
実は国会で個別の政策をじっくりと掘り下げて議論しているのは厚生労働、国土交通といった各委員会です。敵対政党の質問であっても、思わず拍手をしてしまうくらい勉強になる質問も多くあります。ここを見て頂くと国民の皆さんの国会への評価も変わるかも知れません。
ただ、残念なことに一般の委員会はテレビ中継されることはありません。マスコミも地道な政策議論よりも、話題性の大きいテーマの質疑を取り上げがちです。私の経験でも政策の議論を行った時よりも大臣の資質を追及した時の方が夜のニュース番組に取り上げられる量が遙かに多かったです。
しかし、今は衆参両院の公式HPですべての委員会での審議模様がさかのぼって動画で見ることが出来きます。国会に不満をお感じの皆さんは、是非一度ご覧になってみて下さい。