2012年02月07日
1月4日に和歌山放送の「2012和歌山県出身国会議員座談会」に出席した。出演者は和歌山出身の衆参国会議員9名と、仁坂知事。来年度予算案の評価、消費税、TPPなどが主なテーマで、与野党議員が異なる見解をぶつけ合う場面もあった。
その中で目立ったのは民主党議員の無責任な逃げてばかりのコメントだ。我々が民主党政権の政策について具体的に問題点を指摘すると「個別に反論していると明日の朝までかかる」という無責任な逃げ答弁や、「ある自民党議員とは普段話していると同じ意見になる」との抱きつき答弁を繰り返すばかりだった。
マニフェストで「16.7兆円の無駄を見つける」といっていたのに、鳴り物入りの事業仕分けでもほとんど成果が上がっていないという重要な点を指摘すると、「マニフェスト期間はあと1年あるので、なお16兆円の無駄遣いを見つけ出すという前提で議論をしている」など、今となっては誰も信用しないような答弁を繰り出した。16.7兆円の無駄を削って各種バラマキ施策を行うとしてきたのに、見つけられないまま国債を増発して、財政を危機的状況に追い込んでいる自覚がまったくない。
特にあきれたのは、「マニフェストがほとんど反故(ほご)になっていることを国民に真摯(しんし)に詫びるべき」とのわれわれの追及に対して「私たちは党を代表してきているわけではないので」と無責任なコメントをした点である。公党所属の議員たる者、常に党を代表する心構えで発言しなければならないのは言うまでもない。
放送の内容は「和歌山放送」のホームページで聴けるようになっているので、ぜひ一度聴いてみて欲しい。私の発言は、「今年の抱負」がパート1の18分5秒から、「予算案に関する評価」がパート2の24分24秒から、「消費税の賛否」がパート3の16分56秒あたり、「TPP」についてはパート4の12分11秒から、「政権奪還への決意」がパート5の4分15秒から、それぞれ取り上げられているので、ぜひ聴いて頂きたい。
めったにない与野党議員全員がそろっての討論の場なので、私は変に気を遣うことなく、率直な発言を心がけたつもりだ。政権与党を厳しく批判すべきは批判したし、国民が強い関心を持っている消費税については「反対」。TPP問題については「米を守ることを前提に賛成」と賛否をきちんと述べさせてもらった。
民主党政権はもはや政権運営の機能を喪失し、一日長く続けば続くほどその分国益を害する状況になっている。今回の討論で、民主党の各国会議員も政権与党の一員としての当事者意識を持たず、マニフェスト違反やメチャクチャな政権運営について責任を自覚しない政治姿勢であることがはっきりした。自民党がもっとしっかりして一日も早く解散総選挙に追い込まなくてはならないとの気持ちをあらためて強くした。
2012年02月05日
裏千家 茶道の基本的な作法を全国的に統一し、茶道文化に関する研究・調査を行う 社団法人茶道裏千家淡交会 和歌山支部紀州青年部の平成24年度総会に出席して、一言祝辞を述べ地元茶道関係者と最近の政治経済情勢について懇談した。エフエム和歌山の 世耕弘成のメルティングポッド の収録を行い、地元支援者グループとの意見交換会などに出席した。
2012年01月29日
和歌山市 内の女性支持団体「ひまわり」の新年会に出席して、約500名の女性支持者を前に1月24日に召集された第180回通常国会で政権奪還を目指して全力で取り組む決意を述べ、最近の政治情勢や経済展望等について懇談した。海南 漆器組合 前理事長の井本剛氏の旭日双光章受章を祝う会、和歌山資源協同組合2012年新春賀礼会等に出席した。
2012年01月21日
新年がスタートいたしました。皆様方にはすがすがしい新年を迎えられたことと拝察いたしますが、昨年わが国、わが故郷をおそった災害とその被災者のことを考えると、軽々にお祝いの言葉を申し上げるわけにもいきません。
昨年は東日本大震災と台風12号によりわが国と和歌山県は深刻な被害を受けました。大震災については、国会議員として何度も現地に足を運び、状況を把握し、対策立案に参画してまいりました。民主党政府の遅遅とした取り組みが復興の阻害要因になっているのを痛感しましたが、批判をしていても復興は進まないので、自民党として独自の支援を進め、政府提出の復興関連予算・法案の早期成立に協力し、原発被災者の早期救済や二重ローン対策、瓦礫処理などで自民党としての議員立法を進めるなどして参りました。
台風12号についても早期に現場入りし被害状況を把握し、早期の激甚災害指定や交通網の早期復旧に努力して参りました。9月の予算委員会で質問に立ち、菅内閣から野田内閣への引き継ぎのまずさが政府対応の遅れになったのを明らかにし、近く発生が予想される東南海・南海地震対策としての道路網整備、特に高速道路の整備について政府として積極的に取り組む旨の答弁を引き出しました。今後も日本と和歌山の復興に全力投球する覚悟です。
総選挙の民主党政権のマニフェストが実現不可能なことも明白になっています。正当性を失った野田民主党政権を早く退陣に追い込み、日本の政治をまともに機能させるべく、ねじれ国会の主戦場である参議院自民党の国会対策委員長代理として頑張っていかねばなりません。
昨年は私個人にとっても変化の年でした。9月の父の逝去に伴い、近畿大学理事長に就任しました。政治家と大学経営者の二足のわらじを履くことになったのです。
政治と大学経営には相乗効果があると考えています。特に政治にとって根幹的な課題は教育改革です。学生5万人、教職員5千人の巨大組織のトップとしての経験は必ず政治のトップをめざす上でも役立ってくると確信しています。そして何よりも近大マグロや生物理工学部、附属中高などなど、近畿大学と和歌山県は切っても切れない関係です。私の理事長就任を機に近大と和歌山の連携関係を強めていきたいと考えています。
2012年01月15日
和歌山市 民体育館で開かれた貴志少年剣道クラブ等主催の「第37回新春少年剣道大会」開会式に出席して、開会にあたり総勢約300人の小・中学生の出場選手や大会関係者らに対して一言激励の挨拶を行った。エフエム和歌山の メルティングポット の収録を行い、 和歌山県理容生活衛生同業組合 平成24年新年懇親会に出席した。