2011年12月06日
参議院 の総務委員会で東日本大震災の被災者らの負担を軽減するため、固定資産税の課税免除措置や個人住民税に係る特例措置等を講じる 地方税法の一部を改正する法律案 の質疑を行い、採決の結果、法律案は全会一致をもって可決された。地方税法の一部を改正する法律案は12月1日に参議院本会議で採決を行う予定で、全会一致をもって成立する見込み。
2011年11月21日
参議院 自民党 の議員総会で東日本大震災からの本格復興に向けた被災地のガレキ処理費用、道路や港湾の復旧事業費、中小企業や農林漁業者への支援対策などを盛り込んだ 2011年度第3次補正予算 に本会議で賛成することを確認した。過去2番目の規模となる大型補正予算の総額は12兆1025億円で、採決の結果、共産党を除く賛成多数で成立した。
2011年11月19日
去る5日に西岡武夫参院議長が逝去されました。心からお悔やみ申し上げます。
議長とは平成19年から2年間、議院運営員会でお付き合いさせていただきました。当時の参議院は自民が少数与党、野党民主が過半数を押さえていて、今より厳しい「ねじれ」状態でした。西岡さんは議院運営委員長、私は与党筆頭理事という立場で、本格的ねじれ国会の中でお互いに知恵を出し合いながら、ある時は激しく対立する場面もありました。
しかし、非公式な場では、私が1歳にもなっていない昭和38年初当選の大先輩としてご指導いただきました。幾多の修羅場を乗り切ってこられた西岡さんの言葉には重みがあり、特に若い頃から自民党改革に挑戦してこられた経験は、今の自民党改革に苦闘する私にとっても参考になる部分がありました。
当時の議運理事は若手議員が多く、党派を超えて西岡さんを交えてよく飲みに行きました。酒を飲めない西岡さんが若手の議論をにこやかに聞いておられたのが強く印象に残っています。
議運を離れた後も交流は続き、私が委員会で質問に立った直後に「今の質問良かったよ」と携帯に電話をいただいた事も何度かありました。
最後にお会いしたのは8月末のことでした。「至急会いたい」とのメッセージをもらい、議長室に駆け付けたところ、「SIMロックフリーのiPad2を使いたいから教えてくれ」との用件でした。実は西岡さんは電子機器に関心が強く、過去スマートフォンに関し何度かお手伝いしたことがありました。私は「海外から日本の基準に合致したものを取り寄せて、設定しましょう」と請け負いました。
その後、雑談となり、西岡さんは「代表選は本気で出馬する計画だった。世耕さん達後輩に先鞭を付けることが出来るでしょう」とニヤッと話されました。「参議院から首相を狙うという気概を持て」という激励でした。
最後に「復興で政府の動きが遅い。議員立法でやっていこう。まともな政治家が政党を超えて連携して、復興のための立法を行う仕組みを作るから、その時は参加してくれ」と言われました。復興への熱い思いがひしひしと伝わってきました。
9月中にiPadは届きましたが、その後、議長は体調不良で国会に登院されることも少なくなり、お渡しするチャンスを逃したのが心残りです。
2011年11月09日
参議院 自民党 の政策審議会で歩行者保護を柱とする自転車の総合対策などについて議論するため、警察庁交通局が10月25日に発表した 良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策の推進 について交通企画課からヒアリングを行った。国土交通省から 自転車通行環境整備モデル地区の調査結果 について説明を受け、今後の対策などについて意見交換した。
2011年10月27日
参議院 の総務委員会で「行政制度、公務員制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査」が 行われ、10月25日に説明を聴いた大臣の所信的発言および平成23年度人事院勧告に対する質疑を約4時間行った。自民党の質疑者は 金子原二郎 委員と 礒崎陽輔 委員で、地方分権のあり方や人事院勧告の取り扱いなどについて質した。