2010年02月20日
1月28日の参議院予算委員会で平成21年度二次補正予算の締めくくり総括質疑の党代表として山本一太議員とともに質問に立ちました。
予算委員会は注目を浴びることもあり、質疑者の選定には党執行部の意向が強く働きます。執行部に対して「お利口」にしている議員でないと順番が回ってこないと言われています。参議院比例区の定年厳守など常に執行部に厳しい注文を突きつけている我々に質疑は回ってこないと思っていたのですが、舛添要一筆頭理事が「インパクトのある質疑者をたてないと駄目だ」と執行部に強く働きかけ、二人の質問が実現しました。
山本議員は普天間問題を、私は郵政とCO2削減問題を分担し質問しました。単なる反対ではなく、野党としての逆提案をすることにこだわりました。
現在検討中の郵政民営化見直し法案に関しては、巨大政府系金融機関を作ってしまうことによる弊害を指摘し、政府の見解を質しました。そして逆提案として「人員配置と人件費の見直し、局舎賃借料の相場並みへの引き下げによってゆうちょ会社、かんぽ会社にとって魅力的で使いやすい全国ネットワークに改革すれば民間のままでも三事業一体運営はやっていけるはず」と提案しました。
CO2削減問題では2020年までに25%削減する国際公約の根拠を問い詰め、内閣には具体的な手法や工程に何ら具体的内容がないことを明らかにしました。ここでも逆提案として「数値競争に巻き込まれるのでなく日本の技術を世界に広めることで真の意味ある削減に貢献すべき。日本の石炭火力の省エネ技術を米中印3国に導入するだけで、日本の1年分の排出量を削減できる」と主張しました。
質疑の模様はGoogleなどで「参議院インターネット審議中継」と検索→カレンダーで1月28日→予算委員会を選択すれば動画で見ていただくことができます。カウンターで59分あたりから登場します。
ところで2月6日に新宮市のお灯祭りに参加してきました。人混みの中松明を持ちながらの苦しい体勢で、携帯で1枚だけ撮影したのですが、偶然いい写真が撮れました。Googleなどで「世耕日記2月6日」と検索すれば見ていただくことができます。是非!