世耕弘成 SEKO HIROSHIGE

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世耕弘成

和歌山新報「がんばってます」/国が前面に出た復旧を

2011年09月27日

自民党の国対副委員長に

―まずは交通インフラの回復―

台風12号による未曾有の大災害で県内で多数の尊い命が失われました。亡くなられた方に心から哀悼の誠を捧げると共に、被災された皆さんに心からお見舞いを申し上げます。

私は直後から古巣のNTTに連絡して固定電話、携帯電話の早期復旧や臨時通信手段の確保に取り組んできた。また被害を受けなかった紀北の支持者からのミネラルウォーター等の取り次ぎも行い、断水に苦しむ地域に届けるといったことも行ってきた。

ただ現地の視察だけは自粛してきた。政府の災害担当の役職にない一国会議員が現場に入ってもできることは限られている。議員が現地に入るだけで、必死に対応にあたっている行政関係者の足手まといになりかねない。こういう災害が発生した時には視察に来た大臣等の後ろに立って必死にマスコミのカメラに映り込もうとする政治家がいるが、見苦しいパフォーマンスだと言わざるを得ない。


発災から数日たって、野田首相や谷垣自民党総裁の視察を受け入れることができるようになったことを受け、私も現地に入りすることにした。現地自治体の担当者に迷惑をかけないように配意し、一部を除き地元の県議、市町議や後援会幹部に案内してもらうようにした。

9日から11日まで3日間かけて、那智勝浦、新宮、旧熊野川、古座川、田辺、日高川、旧本宮、旧龍神の被災地をみっちりと回らせてもらった。また18日にはみなべ町の状況も視察した。

あまりの惨状に言葉も出なかった。山が頂上からえぐり取られるように崩落し、住民が行方不明になっている現場にも入った。家の上に家が載っていたり、崖の中腹に車がぶら下がっていたり、私がよく通った森林組合や道の駅が建物ごとなくなっていたり、橋が落ちていたり、まさに「山の津波」におそわれたという状況であった。東北の被災地を何度も訪問しているが、今回の被災地も同じような光景だ。

今回の被災地はすでに過疎化に苦しんでいる地域である。20日に激甚災害指定が閣議決定されたが、従来の激甚災害対策の枠組みには限界がある。甚大な被害を受けた過疎地域の復旧のために補助金のかさ上げや無利子融資を提供しても受けるだけの基礎体力がない。東日本大震災の被災地と同じように国が前面に出て復旧を行っていくしかない。

また、これからは家屋に積もった泥や瓦礫(がれき)の清掃・撤去を行う段階に入ってくるが、やはり民間ボランティアの協力が不可欠だ。すでにボランティアセンターが開設されているが、東北で活躍した有力なボランティア団体等を受け入れていくことも重要だ。

深刻な被災状況については枚挙にいとまがないが、今後の復旧や生活、地域経済への影響を考えた場合に深刻なのは幹線国道、鉄道が深刻なダメージを受けていることだ。崖崩れや路面崩落により国道168号は緊急車両以外通行できない部分がある。国道311号の滝尻王子付近は土石流で埋まって完全に寸断されている。紀勢線はいまだに鉄橋の復旧が進まないまま不通区間がある。まずは交通インフラの完全復旧を急ぐことが重要で、このことが他分野での復旧のスピードアップにもつながり、紀南の生命線である観光産業の復興にもつながる。 和歌山県にとっては大きな試練となった今回の災害であるが、県選出の参議院議員として復旧・復興に全力で取り組んでいきたい。

KEYWORD:和歌山, 参議院

近大生物理工学部の公開講座で一言挨拶

2011年09月24日


近畿大学生物理工学部 の「生命から学ぶ」をテーマとしたユニークな研究内容の一部を広く社会に発信し、地域の生涯学習機会として平成11年度からスタートした 第13回公開講座 で、大学副理事長として参加者らを前に一言挨拶した。エフエム和歌山 世耕弘成のメルティングポット を収録して、地元若手支援者グループ主催の国政報告会などに出席した。

KEYWORD:近畿大学

久保田正直氏「旭日小綬章受章を祝う会」

2011年09月23日


昭和37年の 海南市 議会議員選挙に初当選してから連続13期(通算48年)在職し、平成23年春の叙勲で地方自治 功労により 旭日小綬章受章 の栄に浴された、久保田正直元海南市議会議員の受章を祝う会に出席して一言祝辞を述べた。 「第28回海南市婦人会作品展」を見学し、第46回全日本少年剣道練成大会砂山少年剣友会準優勝祝賀会等に出席した。

KEYWORD:イベント

ザ・ニュース・ペーパー「ピープル」収録

2011年09月22日


10月2日(日)午前5時〜FMラジオ JFN で放送予定の、社会風刺コント集団 ザ・ニュース・ペーパー がパーソナリティを務める「ピープル日曜日の朝刊・世界を笑え!」のスタジオ収録で、自民党の改革や再生策などについて語った。JFN「 ピープル 」はFM東京以外で視聴可能で、インターネットからは iTunes や Podcast でも視聴可能。

KEYWORD:メディア

日本新生研究会で新エネルギー戦略議論

2011年09月21日


東日本大震災 の福島原発事故や今後のエネルギー政策を踏まえた新たな成長戦略を進めるための勉強会「日本新生研究会」で、 エコポイント の提唱者で 一般社団法人スマートプロジェクト 代表の 加藤敏春 氏を講師に迎えて意見を交わした。スマートグリッドを日本新生につなげる「エネルギーのインターネット」(スマート国民総発電所)について話を聴いた。

KEYWORD:経済再生, 震災復興