カンボジアのシェムリアップを訪問、第7回東アジア地域包括的経済連携（RCEP）閣僚会合に出席しました。会合の合間には、既存の二国間協定を超える水準のサービス貿易、人の移動、投資などの分野の円滑化が期待される、日ASEAN包括的経済連携協定（AJCEP）改正議定書の署名を祝うセレモニーを開きました。

日ロ首脳会談に合わせて安倍総理と共にモスクワを訪問し、翌日の首脳会談前にオレシュキン経済発展大臣、マントゥルフ産業省務大臣とそれぞれ会談しました。オレシュキン大臣とは、安倍総理が2016年にプーチン大統領に提案した8項目の「協力プラン」に基づく経済協力の進捗を確認し、今後の取組の議論を深めました。マントゥルフ大臣とは、毎年エカテリンブルグで行われる産業見本市イノプロムに今年も日本パビリオンを出展する意向を示すとともに、ロシア企業の生産性診断やすそ野産業の人材育成など、生産性向上に向けた協力について議論しました。

イスラエル・エルサレムでネタニヤフ首相を表敬訪問し、日本とイスラエルが「Made bay Japan with Israel」のコンセプトで、互いの強みを活かし、セキュアで革新的な製品・サービスを世界に発信していくこと、それに向け両国政府が協力して支援すべきとのメッセージを伝えました。また、コーヘン経済産業大臣とともに、政府間のイノベーション政策対話、両国民間の主要経済団体が参加する「JIIN（日イスラエル・イノベーション・ネットワーク）」総会に参加し、デジタルヘルスの連携強化のための窓口設置について大臣同士で合意しました。

UAEアブダビにてムハンマド皇太子を表敬訪問し、海上油田権益延長の御礼や2020年ドバイ万博への日本の貢献を伝えるとともに、人材育成も含めた幅広い分野での日UAE関係の強化について話し合いました。 また、世界最大規模の再エネ・環境・水技術に関する国際会議・展示会である「ワールド・フューチャー・エナジー・サミット（WFES）」にて、水素に特化し高い技術を持った日本パビリオンを視察しました。

米・ラスベガスで開催されている世界最大の家電見本市「CES 2019」を訪問し、イノベーションアワードを受賞された日本のWHILL社などJ-Startup企業を含む22社のブース等を視察してまわりました。 その後、ワシントンに移動、日米、日EUの二国間会談を行った後、日米欧の貿易大臣が第三国による市場歪曲的措置に対処する枠組みである「三極貿易大臣会合」に出席しました。